首や肩の痛みの原因

首や肩の痛み

風邪などの症状(発熱、セキ、鼻水など)のほかに、触ると痛い首のしこりがある場合は、感染症が疑われます。また、肩凝りなどとは違った、くびから後頭部にかけて強い痛みが突然起きた場合は、命に関わる病気を考えないといけません。

気になる症状による主な疾患

甲状腺の病気

甲状腺ホルモンが分泌過剰な状態では、イライラ、動悸、多汗、手の震え、眼球の突出や甲状腺の腫れが徐々に現れます。 一方、分泌が不足すると、肌のかさつき、気力の衰え、便秘、体重増加、寒がり、眉毛の脱毛などの症状が現れます。 どちらも、いわゆる「不定愁訴」と混同されてしまうことがあります。

おたふく風邪(流行性耳下腺炎)

おたふく風邪の初期症状としては、首の痛みや頭痛、軽度の発熱が現れることがあります。 発熱や痛みには解熱鎮痛剤などを用いて症状を和らげ、痛みが激しく食事や水分補給もままならない場合は点滴などで補うといった対症療法にて処置します。

胆のうの病気

胆石が胆嚢の出口のらせん状の細い管「胆嚢管」に引っかかると、胆嚢内部の圧が上昇してみぞおちや右わき腹、左肩の張りや痛み、吐き気などを生じます。 これが「胆石発作」です。 また、胆嚢結石により、胆嚢内部の胆汁に感染がおこると、上記の症状のほかに発熱もみられます。

肺がん

肺がんが背中側にある場合には背中の痛み、肩に近いところにある場合には肩の痛みとして感じることがあります。 肺がんは骨に転移しやすいので、背中や肩の痛みは、背骨や肩の骨の転移によって起こること もあります。
肺がんの発見経緯としては、健康診断時が最も多く、次いで他の疾患治療時における胸部画像撮影、咳などの症状をきっかけにした受診などが挙げられます。

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