吐き気・嘔吐の症状がある時

吐き気・嘔吐

吐き気・嘔吐は乳児から成人まで、誰にでも起こります。消化管の機能障害、細菌やウイルスへの感染、自然毒などの毒物のほか、乗り物酔い、脳や中枢神経系の病気、糖尿病などの全身性疾患、精神疾患、妊娠初期など体内の代謝の変化、異物の誤飲など、原因は多岐にわたります。

気になる症状による主な疾患

食あたり(食中毒)

食中毒の原因は細菌性、ウイルス性、自然毒(植物性・動物性)、化学物質性、寄生虫など様々で、中でも大多数を占めるのが「細菌」と「ウイルス」です。症状が激しい場合には、早急に病院へ行くようにしましょう。

急性腹膜炎

腹膜炎はとくに急性の場合だと、命にかかわるため緊急を要するケースが多いです。
胆のう炎、虫垂炎、急性すい炎,胃潰瘍穿孔(いかいようせんこう)十二指腸潰瘍穿孔(じゅうにしちょうかいようせんこう)、大腸穿孔(だいちょうせんこう)などが原因として考えられます。

胃潰瘍・胃がん

胃がんの代表的な症状は、胃の痛み、胃の不快感・違和感、おなかの張り、げっぷ・胸やけ、吐き気、食欲不振などです。また、がんから出血することで貧血や血便(便の色が黒くなる)が現れることもあります。

十二指腸潰瘍

十二指腸潰瘍はおもに早朝の空腹時や夜中に痛みが強くなる傾向があり、食事をすると症状が緩和します。ピロリ菌感染、ストレス、暴飲暴食、飲酒・喫煙などが主な原因となっています。黒いタール便が出るなどの症状があった場合には潰瘍から出血している可能性が高いため、できるだけ早く受診してください。

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