激しい腹痛が来たらどうする

激しい腹痛

強い腹痛が急に起きた場合は、ほとんどが重大な問題である場合がほとんどです。激しい腹痛は我慢せずにすぐに病院に受診することが大切です。
今までにない腹痛や、冷汗をかくような腹痛、突然の腹痛、歩くとお腹に響く腹痛の時は、急いで受診しましょう。

気になる症状による主な疾患

急性胃炎

発症は急激なため突然の症状を自覚します。 具体的には、心窩部痛、悪心、嘔吐、食欲低下、膨満感、吐血や下血などです。 大出血を伴っていることもあり、緊急の内視鏡による止血処置が必要となることもあります。

急性虫垂炎(盲腸)

必ず出る症状は腹痛です。腹痛は上腹部、またはおへそ周辺に突然始まり、時間とともに右下の腹部(回盲(かいもう)部)に移ってきます。時に嘔吐、吐き気がおこります。ガスが出たり、便がでなくなったりします。虫垂に穴があき、汎発性の腹膜炎をおこすと、お腹全体の強い痛みが生じます。

急性腸炎

急性胃腸炎とは、胃腸の粘膜が何かしらの原因により障害をきたし、粘膜が炎症を起こしている状態です。
炎症を起こした粘膜は腫れ、急性発症の下痢や吐き気、嘔吐、腹痛を引き起こします。
急性腸炎は、適切な治療を行えば、1~3日程度で回復します。嘔吐、下痢、発熱などが見られる場合には、脱水症状にも十分注意しなければなりません。

急性膵炎

急性膵炎の最も多い症状は、上腹部痛ですが、背部まで痛みが広がることもあります。 ほか、嘔吐、発熱などの症状や、状態が悪化すると、意識障害やショック状態など重症化することもあります。

胆石症 胆のう炎 胆管炎

右上腹部が痛む場合は胆石症や胆のう炎、胆管炎などが疑われます。胆のう疾患では激しい痛みを生じることが多く、痛みの範囲が背中や右肩に及ぶこともあります。

尿路結石

尿路結石は女性より男性に多く発症し、男性の7人に1人、女性の15人に1人が一生のうちに一度はなると言われています。尿管に結石がある場合は、石が詰まって尿が流れにくくなるため、背中や脇腹に痛みが出ます。痛みは、鈍痛から救急車を呼ぶほどの激痛までさまざまです。痛みのほかには、血尿や吐き気といった症状もあります。

初めてご来院される方へ・アクセス

Copyright © さいたまみずはたクリニック Co.,Ltd. All Right Reserved.