背中の痛みの原因は内臓の疾患が原因となることがあります。激しい痛みが続く場合、狭心症や大動脈解離など心臓・血管系の疾患の可能性もあります。
膵臓がんの多くは、50〜70代、特に高齢男性に多いがんです。
初期は無症状であることが多く、進行すると上腹部痛、体重減少、黄疸(おうだん)の症状が現れます。上腹部痛は最も多くみられる症状で、食事とは関係なく、背中の痛みや夜中の腹痛などが激しく続くのが特徴です。
膵臓がん検査についてですが、最初に血液検査や腹部超音波検査(腹部エコー)などでスクリー二ングを行います。
胃・十二指腸潰瘍は、胃・十二指腸粘膜の下にある筋層が傷ついた状態です。食後しばらくすると、みぞおちに痛みを生じ、背中の痛みが起こります。吐き気や嘔吐、食欲不振、体重減少をともない、進行すると吐血などの症状が現れることもあります。
食道がんは、初期には自覚症状がないことがほとんどです。 がんが進行するにつれて、飲食時の胸の違和感、飲食物がつかえる感じ、体重減少、胸や背中の痛み、咳、 嗄声 させい (声のかすれ)などの症状が出ます。 胸の違和感は、早期発見のために注意しておきたい症状です。
食道がん検査では、一般的に内視鏡検査やバリウムを用いた造影検査による診断を行いますが、内視鏡検査ではバリウム検査と比べて見つけにくい無症状、あるいは初期の食道がんを発見することができます。
胆石は食べすぎ、脂肪分の過剰摂取、肥満、ストレス、不摂生があげられます。胆のう炎は、胆汁の流れを妨害する物質が原因で、下腹部から右脇腹にかけての激しい痛みが起こる場合があります。
加齢や不規則な生活習慣により冠状動脈の血管壁にコレステロールが溜まると血管内が狭くなります。そのため、血液が流れにくくなり心臓に送る血液が不足することにより起こるのが狭心症です。背中の痛みは発作的に突然痛くなり、数分経つと消えてしまうのが特徴です。
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