主な原因は、暴飲暴食、過度の飲酒、香辛料や刺激物の摂取、過度のストレス、ウイルスや細菌による感染症、薬剤の副作用、炎症性腸疾患の症状などが考えられます。下痢は、便が大腸内を通常よりも早く通過するため、水分を上手に吸収できなくなって起こります。
食中毒による下痢の症状は1 日数回から十数回程度で、3〜4 日持続しますが、1 週間以上症状が続く場合もあります。また、感染性腸炎の下痢は4〜7日持続することが多く、2週間続くこともあります。病状に応じて、整腸剤、制吐剤、抗生物質、解熱剤などを服用していただきます。
潰瘍性大腸炎は、病状が悪い時期(再燃)と病状が落ち着いている時期(寛解)を繰り返すことが特徴です。
主にみられる症状としては、下痢、腹痛、血便が挙げられます。これらの症状は、どこでどのような強さの炎症が起こっているかによって現れ方が異なります。
国内の患者数は推計22万人とも言われ、安倍元総理大臣や、滋賀県出身の陸上選手、桐生祥秀さんもこの病気に悩まされたことを明らかにしています。
何週間も下痢や便秘が続いている。または下痢と便秘を交互に繰り返す。急な腹痛と便意のために、トイレに駆け込むことがある。排便後に腹痛が和らぐ。排便後もスッキリせず、便が残っている感じがする。などの症状がある方は、過敏性腸症候群の疑いがあります。なるべく早く病院での正しい検査をおすすめします。
大腸がんは、早期の段階ではほとんど自覚症状がありません。ある程度進行してから、血便、便秘と下痢の繰り返し、便が細い、残便感、腹部の張り、腹痛などの症状が現れます。
症状に気づいたとき、すぐに当院にご相談ください。また、大腸がん検診(費用:400円)は40歳以上の方を対象に、当院でも受診が可能です。
Copyright © さいたまみずはたクリニック Co.,Ltd. All Right Reserved.